Dormeuil/ドーメル の歴史(広島オーダースーツ)

取り扱いブランドDormeuil(ドーメル )の歴史をご紹介

皆様こんにちは!

本日は、世界3大生地ブランド最後の一つ「Dormeuil(ドーメル )」の歴史をひも解きます(^^♪

ドーメルの歴史

その歴史は1842年に遡ります。当時22歳であったフランスの青年ジュールス・ドーメルが、英国から毛織物を輸入し、フランス国内で販売することから始まりました。彼のもつスピリットと能力により、事業の基礎は早々と固まっていきます。そして、ジュールスの2人の兄弟であるアルフレッドとオーギュストが事業に参加。それを機に、彼はさらなる事業の拡大を決心します。

フランスへの輸入だけではなく、積極的にアジアやアフリカに向けて輸出を開始。1880年代には、新しい顧客獲得のため、アメリカ・ニューヨークにショップをオープンしました。エレガンスかつ無類のセンスを伝えながら、世界各国でそのイメージを確立していったのです。

素材となる繊維は世界有数のウール産地であるオーストラリアから、品質のいいものだけを直接輸入。核となる天然羊毛の「エクストラ・スーパー・ファインウール」は、シドニーやメルボルンでとられ、オーストラリア産メリノウールの全生産量中わずか0.5%と大変希少なもの。これらの豊富な素材展開により、世界中の顧客から受ける難しいオーダーにも的確に応え、質のよい生地の生産を可能にしました。

その後、事業に参加していたアンドレ、ジョージ、アーネスト(ジュールスの息子たち)の3人は、ドーメル社のモットーを家紋に組み込むことを決定。二重の山形と5フラン銀貨の型を組み合わせた図柄に、三匹の羊の頭を象徴化した紋章は、ドーメルの品質と誠実さを示すトレードマークとなりました。

現在は英国の毛織物商が集まっていたロンドンのゴールデンスクエアから、パリ郊外のバレイソウに移転して本社機能を集中。企画デザイニングからコンピュータ管理された輸出入業務、原反・製品・付属品などの倉庫管理、船積み業務等すべてを行っています。また、フランスや英国はもとより、ニューヨーク、北京、モスクワなど、世界中に店舗を拡大。今では80カ国以上に輸出しています。ドミニク・ドーメル社長、アシュレイ・ドーメル取締役を中心とした、有能なスタッフで運営。その時代にマッチしたテキスタイルの開発や新素材の研究開発にも余念がなく、さらなる進化を続けています。

 

服地の卸商としてドーメルは確かな地位を築いていましたが、1927年に「Sportex(スポテックス)」、1957年に「Tonik(トニック)」と驚異的な人気を得る服地を発表し続けたことで、その地位はますます不動のものとなり、その後も現在に至るまで、「Pashmina(パシュミナ)」、「Vanquish(ヴァンキッシュ)」など超高級素材といえる贅沢な服地の開発・発表を行い精力的に服地の供給を行っています。

 

 

展開するクオリティは多岐に渡り、希少動物の毛繊維を用いた「Kirgyz White(キルギス・ホワイト)」「Guanashina(グァナシーナ)」、ドーメルのシンボルともいえる「Amadeus(アマデウス)」、英国服地特有のしっかりとした打ち込みを守る「Royal 12(ロイヤル12)」、現代に蘇らせた「Spotex Vintage(スポテックス・ビンテージ)」「Tonik 2000(トニック2000)」など、先進性と伝統を融合したコレクションです。

 

 

世界のエクゼクティブから愛される確かな品質

ドレスダウンの傾向の波が押し寄せる中、英国王室によって守られ続けてきたディナージャケットの伝統を継承するドーメル。オスカー授賞式ではトム・クルーズなどのハリウッドスターが、挙ってドーメルの生地使用のスーツを着用。ディナージャケットのもつ、時代を超越した素晴らしさを見事に表現しています。

決して期待を裏切らない、安定した素材を展開するドーメルは、フランスの貴族をはじめ、各業界のエグゼティブから愛用されてきました。

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